不動産の四方山話

不動産のいろんなこと書いていきます

中古住宅購入という選択①

家やマンションを買いたい(不動産購入したい)と思ってる方、大体の方は新築の注文建築や新築分譲マンションを考えますよね?

 

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リノベーションをした中古の家を購入したり、中古マンション購入後、リノベーションを施したりで新築並みの住まいを手に入れる方をネットや雑誌で見かけるようになりました。

 

では中古住宅・中古マンション(以降では中古物件といいます)は実際購入してる人はどれくらいいるのでしょうか?

 

  • 中古物件のシェアの推移

 

下記のグラフを見てみると、不動産流通のなかで今から30年前の平成2年は、中古物件が占めるシェアは全体のわずか5.5%しかありませんでした。

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平成30年度 住宅経済関連データ(国土交通省ホームページより)

このグラフを見てお分かりいただけると思いますが、中古物件の取引戸数(グラフ水色)はほとんど横ばいに推移してます。

 

それに比べて新築物件(グラフ黄色)は下がったり上がったりはありますが、平成2年からすると平成25年は4割少なくなってます。

 

中古物件は安定的に動きますが、新築はリーマンショックバブル崩壊等の経済の状況で大きく変わっています。

 

新築の流通がコロナ後どうなるかは少し怖いですが大きく新築が伸びることは今後なさそうです。

 

  • 今後の中古市場は?

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中古住宅100人に15人弱くらいの方が選んでるということですが、多いと感じました、少ないと感じました?

 

この100人中15人が今後25人になるんでしょうか?

 

30年前に新築住宅販売に携わっていた私からすると、当時は100人中5人が中古物件購入だったのですから多くなったと思ってますし、これからも多くなると思っています。
 

では新築ではなく中古住宅を選んだ方々はどういう理由で中古を選んだのか?

 

また、中古はお得なのかを書いていきたいと思います。

 

 

これから不動産の事ある程度真面目に書いていきますが、不動産関係ないことも多々ありますので、気長にお付き合いいただければと思います。